宝塚歌劇元雪組トップスター壮一帆さんの退団後初ミュージカルの出演が発表されました。
2016年春に日本初演となるブロードウェイミュージカル!「エドウィン・ドルードの謎」。
これまでにない、新しいミステリー仕立ての公演、期待高まるこの作品のみどころを紹介していきます!
- ブロードウェイミュージカル「エドウィン・ドルードの謎」
- 会場:シアタークリエ 公演スケジュール:2016/4/4(月)~4/25(月)
- 一般前売:2016/2/6(土)
- 演出:福田雄一
- 料金S席:11,500円A席:9,000円
エドウィン・ドルードの謎 一幕は息をもつかせぬ展開
(出典:twitter)
ミュージカル「エドウィン・ドルードの謎」は文豪ディケンズが執筆途中で亡くなってしまったことにより、永遠のミステリーとされている原作がベースとなっています。
【あらすじ】エドウィン・ドルードとローザ・バッドは婚約しているが、バッドには二人の男性が恋心を抱いています。一人はドルードの叔父のジョン・ジャスパー。彼はクロイスタラム大聖堂の聖歌隊長を務め、バッドに音楽を教えている。もう一人は、イギリスの植民地だったセイロンからやって来たネヴィル・ランドレス。
一同はクリスマスイブの夜にディナーのテーブルを囲むが、その夜にドルードは姿を消してしまう。彼は殺されたのか?そして犯人は?
エドウィン・ドルードの謎 原作が未完だからこそできる288通りにも及ぶ結末
(出典:twitter)
ここまではこれまでのミステリー仕立ての舞台と同じように思えますが、舞台「エドウィン・ドルードの謎」はチェアマンと呼ばれる司会者が観客と共に舞台を盛り上げ、つくっていくことが大きな特徴です。
まず1895年に「エドウィン・ドルードの謎」の公演初日を迎えようとしている役者たちを、現代の役者が演じるいわゆる「劇中劇」の設定であること。そしてドルードが消えたのち二幕最初にチェアマンが現れ、なんと「ドルードが死んだことにしないとミステリーにならないから亡くなったこととし、観客の投票により今夜の犯人を決めよう」と提案するのです。
観客は候補からこの人こそ犯人と思う人に投票し、得票数の最も多かった役者が本日の犯人に決定。そのため結末は毎回違った展開になっていきます。