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実咲凜音のプロフィール!卒業間近!宙組トップ娘役の魅力を大調査!

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宙組トップ娘役、実咲凜音のラストフィナーレ!

(出典:ACより)

実咲凜音さんの退団公演『王妃の館/VIVA!FESTA!』が、いよいよ今月30日に東京宝塚劇場にてラストフィナーレを迎えます。

宙組トップ娘役として約5年走り続けてきた実咲凜音さん。その容姿の可憐さはもちろん、抜群の歌唱力と確かな演技力で私達を魅了し続けてきてくれました。

そんな彼女の生い立ち・経歴を振り返り、実咲凛音さんが放つその輝きの秘密や魅力、入団後の活動や一体どんな性格なのかまで、ググッとせまっていきましょう!

実咲凜音のその他おすすめ情報についてはこちら!

実咲凛音さんの基本プロフィール

(出典:ACより)

実咲 凜音(みさき りおん)

  • 誕生日:7月5日
  • 出身地:兵庫県神戸市
  • 学歴:県立須磨友が丘高校出身
  • 身長:163cm
  • 血液型:A型
  • 愛称:みりおん、りおん
  • 実咲凛音さんは、2009年に95期生として、4番目というトップクラスの成績で宝塚歌劇団に入団します。しかも、娘役の中では首席ということですから驚きですね!

    多くのスターがひしめく同期には、同じ宙組で活躍する伶美うららさん・桜木みなとさん、月組トップ娘役の愛希れいかさん、星組2番手の礼真琴さん、月組と雪組でトレードとなる朝美絢さん・月城かなとさんなど、豪華な顔ぶれが勢ぞろい。

    入団後、その年の年末に阪急電鉄・阪神電気鉄道沿線「初詣ポスター」のモデルに大抜擢。華々しいスタートの幕開けとなるのです。

    実咲凛音さんの生い立ち・経歴

    <生い立ち>

    3才からクラシックバレエを始め、他にも習字・スイミングと習い事に精を出します。

    小学生の時にお母さんの勧めで、ミュージカルのオーディションを受けて地元の劇団に所属後、2年間活動。芝居力の高さは、ここで培われていったのかもしれません。

    家族構成としては6歳上のお兄さんと2歳下の弟さんがいるようですが、なんだか想像がつきますよね!あの元気でハツラツとしたみりおんは、男兄弟に挟まれたからこそ生まれたのでしょうか!?

    中学3年生の時、2005年花組公演『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』で初めて宝塚を観劇。華やかな世界に心を奪われたそうです。

    高校時代は、球場の売り子としてアルバイトも経験しているみりおん。きっとはじけるような笑顔で、球場中の人気者だったのでは・・・?当時、みりおんから購入できたお客様はラッキーですね!

    そして、宝塚受験を決意し受けるも一度目は不合格。しかし2度目の正直で見事合格となり、そこからみりおんの宝塚での軌跡がスタートするのです!

    <経歴>

    入団翌年の2010年、『麗しのサブリナ』にて新人公演初ヒロインの座を掴み、同年のバウホール・日本青年館公演『CODE HERO』でもヒロインに。

    2010年以降、『愛のプレリュード/Le Paradis!!』以外の新人公演やその他劇場公演では、必ずヒロインを演じた実咲凛音さん。いかに実咲凛音さんが期待の星だったのかが、一目瞭然ですね!

    2012年バウホール・日本青年館公演『近松・恋の道行』を最後に、凰稀かなめさんの相手役として宙組へ組替えに。

    SF小説が原作で、アニメや漫画、舞台と度々スポットをあてられていた銀河英雄伝説が、2012年宝塚版『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』として2人のお披露目公演となりました!

    その後、『うたかたの恋』『風と共に去りぬ』『ベルサイユのばら』『エリザベート』など、宝塚の名作どころに出演し、演技の幅をさらに広げていった実咲凜音さん。

    順風満帆に思えるみりおんですが、そんな彼女にも悩みや苦悩があったようです。

    「努力」に「努力」を重ねる頑張り屋な性格

    苦手と感じていた、自らの「歌声」

    受験生時代の話・・・声楽は半年しかしていなく苦手意識が強かった・・・と。

    クミはすごくピアノが上手で音には強かったのだけど歌うと大声で響きがなかった・・・

    声楽には悩みを抱えていたけれど人一倍努力をしていました。

    (引用:元宝塚歌劇団・みさとけいさんのブログより)

    ずば抜けた歌唱力をもつイメージの実咲凜音さんですが、歌う事に苦手意識があったようです。しかしその弱さを、「強み」に変えたみりおんですから、それはもうまさに「努力の賜物」なのでしょう。

    みりおんが演じた憧れのエリザベート。1人の女性として強く成長していく姿は、まさにみりおんの今までの生い立ち、宝塚人生を象徴しているような気がします。

    新たな決意を胸に歌う「私だけに」では、圧巻の歌声を披露してくれました。自分の力で未来を切り拓いていくんだ!というみりおんの芯のある性格が、そのまま役に乗り移ったかのような鳥肌ものの場面でしたよね!

    実咲凛音さんへ贈られた数々の賞

    ・2011年「阪急すみれ会・パンジー賞 新人賞

    ・2012年「宝塚歌劇団年度賞 2011年度新人賞

    ・2014年「阪急すみれ会・パンジー賞 娘役賞

    ・2015年「宝塚歌劇団年度賞 2014年度優秀賞

    宝塚での地道な活動が評価され、数々の賞を受賞しています。賞だけでは決してはかることはできませんが、頑張りを認められた証!自信にも繋がっていったことでしょう。

    凰稀かなめと朝夏まなと、その存在とは

    凰稀かなめという圧倒的存在

    当時宙組で、圧倒的な美しさと存在感を放っていた、凰稀かなめさん。なにも分からない宙組生として、トップ娘役として、かなめさんの相手役として・・・みりおんの前にあった壁は、相当高いものだったのでしょう。

    トップ就任当時、みりおんがかなめさんの相手役として、いかがなものか?という声も聞こえてきたり・・・。

    凰稀かなめさんと実咲凛音さんのコンビは、決してラブラブに見えるコンビではありませんでした。しかし、かなめさんの位置に追いつくように、かなめさんの隣に並んで素敵な娘役となるように必死で走り続けてきたみりおん

    努力に努力を重ね、日々美しく、強く、トップ男役をたてるトップ娘役として成長し続けるのです!

    朝夏まなとさんとの絶妙な空気感

    花組時代に、なにかと二人で組む機会が多かった朝夏まなとさん(愛称:まぁ様)とみりおん。そんな二人だからこそ、醸し出せる息の合ったコンビネーションが魅力のひとつです。

    かなめさんに教えられたトップ娘役としての寄り添う意味。その大きな経験を経て、自分らしさをより表現できるようになったみりおんは、まぁ様を立てつつも、自らの個性を引き出す力も手に入れていったのではないでしょうか。

    宝塚人生を終え、新たな旅路へ・・・

    (出典:ACより)

    惜しまれながらも、今月30日の東京宝塚劇場公演『王妃の館/VIVA!FESTA!』をもって、宝塚を卒業し新たな旅路へ向かう実咲凜音さん。

    到底書き切ることはできませんが、実咲凛音さんの魅力について簡単に紹介いたしました。

    相手役をひたすら慕い、寄り添い、自分を磨き続けていくことでトップ娘役として大輪の花を咲かせたみりおん。いまだに成長し続け華やかさを増す実咲凛音さんだからこそ、私達を魅了し続けてくれるのでしょう。魅力の引き出しがあふれ出てくる、そんな素敵な娘役さんです。

    退団会見での清々しい笑顔や美しい涙が印象的でしたが、是非今後もあの美声を響かせて表舞台で活躍していってほしいものです。卒業後の芸能活動も、期待しちゃいますよね!

    まだ公演を見ていないという方は、まだ間に合います!みりおんの最後の輝く姿を見に、劇場へ足を運んでみてくださいね。

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